エレクトーンの買取相場は、新しいものほど高額になる？
そもそも「エレクトーン」とは、ヤマハが1959年に発売を開始した電子オルガンの商品名であり、エレクトーンと呼ばれるものは全てヤマハ製のものになります。エレクトーンの買取については、高値で取引されることも多いのですが、古いものになると買取相場が下がったり、あるいは買取自体してもらえなくなる場合があります。アコースティック楽器の場合は、古くても希少価値が付くこともありますが、エレクトーンの場合は基本的にそれがなく、新しいものほど価値があるとされるのが大きな特徴です。買取の基準としては、製造から「15年」というのが一つの区切りになっており、それより古いと買取自体ができなくなる場合が多いと言えるでしょう。
エレクトーンの実際の買取相場は？
エレクトーンには、さまざまなシリーズや機種があり、それぞれに買取相場があります。まず、2004年に発売が開始された「ELS-01シリーズ」は、安い機種だと4万円～6万円程度で、高い機種だと12万円～14万円程度が相場になります。そして前シリーズの10年後にあたる2014年に発売された「ELS-02シリーズ」は、安い機種が27万円程度で、高い機種になると55万円程度になるのが相場です。廉価版のエレクトーンである「ELB」のシリーズについては、2006年発売の「ELB-01シリーズ」が3,000円～3万円程度で、2016年発売の「ELB-02シリーズ」が6万円～8万円程度というのが買取相場になります。
エレクトーンの買取相場が高い業者の選び方は？
エレクトーンは、楽器買取専門店やピアノ買取店などで買取してもらうことが可能です。しかし業者によって買取相場も違うため、1つの業者だけで決めずに、2つか3つの業者に査定してもらうと、より高く売ることができます。おすすめの業者としては、全国で買取可能な「中古楽器堂」や、同社で購入した楽器なら買取価格がアップする「島村楽器」、そして買取価格が他より高めな「売買コムズ（出張買取は関西圏のみ）」が挙げられます。また、全国のエレクトーン買取業者を検索できる「引っ越し侍のピアノ買取」というサイトでは、簡単に業者の見積もりができるサービスを提供しているため、まずはこちらを利用してみるのもよいでしょう。
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